平岩熱学は、工場から排出されるCO2の削減に向け、再生可能エネルギーの活用に率先して取り込まれる企業様を全力でサポートいたします。
地球温暖化対策の国際ルール「パリ協定」の取り組みを背景に、SDGs推進やRE100への加入する企業様は年々増加傾向にあります。私ども平岩熱学のお客様におかれましても日々環境活動を積極的に行い、CO2を削減していきたいという声を多く耳にします。
平岩熱学はこれまで培った熱と電気の工場エネルギー管理による経験とデータを基に、工場の省エネ、CO2排出削減を様々な角度から解決いたします。
その解決策の一つとして自家消費型太陽光発電をご提案いたします。
2020年代の令和時代、
太陽光発電は投資・売電目的から自家消費型へ
以前は産業用太陽光発電設備といえば、固定価格買取制度(以下、FIT制度)を利用して、電気を売ることで得られる売電収入目当てで投資目的として設置されることが大部分でした。
しかし、近年はFIT制度による買取価格の下落と電気料金の上昇が原因で、工場などの屋根に太陽光発電設備を設置することで、自家消費型の太陽光発電システムを導入する企業が増加しています。
自家消費型太陽光発電が注目されている背景
電気料金カット&電気料金の値上がり対策
産業用電気料金は年々値上がりしているため、自家消費に切り替えた場合の電気料金の削減効果が大きくなっています。また、今後の電気料金の値上がりに備えて、自家消費型太陽光発電を導入する企業も増えています。
自家消費型太陽光発電を導入することで「電気量料金」を下げることができるほか「基本料金」も下げることができます。産業用電気料金プランは「デマンド(過去1年以内で最も電気を使用した時間帯の電力量)」を基準にして決定されるため、デマンドが大きいと基本料金が高くなります。
そのため、繁忙期の工場稼働コストや夏場のクーラー利用が原因でデマンドが高くなっている場合、自家消費型太陽光発電システムを導入することでデマンドを下げることで基本料金も下がります。特に、電力消費量の大きい工場では、大きな電気料金の削減効果が期待できます。
自然災害時の電源としての太陽光発電
熊本地震(2016年4月)、西日本豪雨(2018年6月)、令和2年7月豪雨(2020年7月)と、近年、大規模な自然災害が多い九州。近年、地震に加えて線状降水帯がもたらす豪雨や洪水でも大きな被害が出ており、九州では台風に加えて地震や豪雨への対策も重要視され始めています。
今後また、熊本地震や西日本豪雨並みの大規模な自然災害が起こった場合、電気の復旧に2~3週間に及ぶ場合も想定されます。また、電気を大量に使用する工場で電気の使用制限がかかってしまった場合、通常の操業が難しくなってしまいます。
自家消費型の太陽光発電を利用するメリットとしては、災害時などで電気の供給がストップしてしまった場合でも、太陽光発電で作った電気を使用することで、晴れの日の日中は電気を使用できる点です。さらに、蓄電池を併用することで、エネルギー供給量が不安定になる夜間や雨天時でも工場を稼働できるようになります。
自然災害で被災した場合、取引先にとっても製品の納品が遅れると影響を受けます。そのため、太陽光発電や蓄電池などを導入して、自然災害対策を整備している工場のほうが信頼できるため、安心して取引ができます。
環境への取組みが収益につながる時代へ
世界的に様々な環境問題が問題となっています。近年では日本国内でも太陽光発電に代表される、CO2削減や脱炭素社会につながる再生可能エネルギーの活用に積極的な企業は、企業のイメージアップだけでなく、収益にもつながるようになってきています。
例えば、近年注目されている「RE100」という「Renewable Energy 100%(再生可能エネルギー100%)」の頭文字を取ったキーワードがあります。事業運営で使用するエネルギーを100%再生可能エネルギーで調達する目標を率先して行っていく「RE100」加盟企業には、大企業が多いのですが、その流れに中小企業も無関係ではいられません。
例えば、すでにイオンは提携企業にも再生エネルギー化の協力を求めていますし、Appleは取引先の選択基準に再生エネルギー化への取り組み状況を加味することを明言しています。
「自家消費型太陽光発電」導入で、
平岩熱学が選ばれる理由
自家消費型太陽光発電に必要な高い技術力
同じ太陽光発電ですが「自家消費型」は「投資用の売電型」より高い技術が必要です。
売電型(FIT)太陽光発電の野建て工事とは異なり、自家消費型は工場の屋根に設置するケースが多いため、太陽光発電の知識だけではなく屋根工事に関する知識も必要となります。また、作った電気を売るだけの投資型と異なり、工場の使用電力に合わせた、きめ細かい施工を行う必要があります。
太陽光発電の技術力に自信があります。
設置後の長期間のメンテナンスも安心
自家消費型太陽光発電は投資用の売電型以上に、設置後のメンテナンスやトラブル対応など、将来のことを考えて施工業者を選ぶ必要があります。
FIT が始まった当時、多くの企業が投資用太陽光発電の施工事業に参入しましたが、売電単価の低下に比例するように、多くの太陽光施工業者が倒産しています。その結果、メンテナンスやトラブル時の対応などで、購入者が困る事態も多く発生しています。
1975年創業の平岩熱学は、設置後のメンテナンス等も考えて、鹿児島、熊本、宮崎の3県に絞って、自家消費型太陽光発電の施工を行っています。
自社専門エンジニアが責任を持って対応いたします
太陽光発電設備の施工を外注する場合は中間マージンが発生する分、施工費用も高くなります。
平岩熱学では、太陽光発電システムについて、計画設計・選定調達・建設・保守管理まで、当社専門のエンジニアが一貫して責任を持って対応いたします。例えば、台風や大雨などの自然災害が多い南九州だからこそ、台風対策済みの架台を自社設計しています。
さらに、電力使用量の合理的削減に向けて、設備・利用状況をあらゆる角度から徹底的に検証します。その上で最適な省エネ機器、サービス、運用方法をプランニングし、ご提案いたします。また、太陽光パネルを日本製から海外製まで入手できますし、電力会社との折衝もできます。
産業用蓄電池も平岩熱学にお任せください
SDGs経営、BCP対策、電力コスト削減の一環として近年産業用蓄電池をご検討される工場様が増えております。産業用蓄電池は家庭用の蓄電池と比べ容量、電池の種類(リチウムイオン電池、NAS電池)、設置方法が大きく異なります。私共平岩熱学は各工場様の電力使用状況を基に最適な蓄電池のご提案を専門スタッフが行います。また、導入に向けた税制優遇、補助金申請手続きも一貫してサポートいたします。
対応メーカー一覧
平岩熱学なら、架台設計施工、太陽電池パネル施工、通信機器の設置、高圧受変電設備の改造、産業用蓄電池の設置各種申請まで、一貫して対応可能です。
国内メーカーだけでなく、海外メーカー製品も扱っております。
産業用蓄電池についても、平岩熱学にお任せください。
デマンドコントロール、BCP対策など、様々な側面から最適な蓄電池システムをご提案いたします。
対応「太陽電池」メーカー
国内メーカー | 海外メーカー |
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ソーラーフロンティア 京セラ 長州産業 フジプレアム など |
ジンコソーラー(中国) トリナ・ソーラー(中国) Qセルズ(ドイツ) JAソーラー(中国) |
対応「パワーコンディショナー」メーカー
国内メーカー | 海外メーカー |
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新電元工業 オムロン など |
ファーウェイ(中国) デルタ電子(台湾) |
対応「通信機器」メーカー
国内メーカー |
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ラプラス・システム フィールドロジック NTTスマイルエナジー |
取扱「蓄電池」メーカー
国内メーカー | 海外メーカー |
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YAMABISHI ニチコン GSユアサ エネマン |
SUN GROW BYD TESLA |
WORKFLOW「自家消費型太陽光発電」導入の流れ
ご相談・ヒアリング
工場の屋根に設置する「自家消費型太陽光発電」設備について気になる点やご要望がございましたら「お問い合わせフォーム」またはお電話にてお気軽にお問い合わせください。専門スタッフが丁寧にお応えいたします。最適なご提案のため、的確なヒアリングを心掛けております。
現地調査
自家消費型の場合、電力を自分の設備で使うための配線が必要になりますので、発電所の設計前に専門家による現場調査が重要となります。
現地調査までは無料です。
ご提案
ヒアリング、調査をもとに最適なご提案をいたします。あらゆる角度から複数回、複数パターンのご提案を行います。最適な設備の実現に向け何度でも行います。
ご提案書と一緒に、自家消費型太陽光システム導入後のシミュレーションもご説明します。